プリン
〇プリンの歴史
日本にプリンが伝わったのは、江戸時代後期~明治初期とされています。 1872年の文献に紹介されています。 それから少しずつレストランで提供されるようになり人気は広まりました。 一般家庭に普及したのは、東京オリンピックが開催された1964年頃とされています。ちなみに毎月25日はプリンの日です。 多くの方に、プリンを食べて笑顔になってほしいという思いから、オハヨー乳業株式会社が2010年に定めました。 「プリンを食べると思わずニッコリ」ということで「2(に)」「5(こ)」で「ニッコリ」の語呂合せだそうです。
〇材料
カラメルソース
グラニュー糖 40 g
水 25 g
アパレイユ
牛乳 100g
生クリーム 200g(36%のものを使用)
バニラビーンズ 1 本
卵黄 80 g
全卵 110g
グラニュー糖 50 g
〇調理手順
食材の下処理
1
バニラビーンズ
包丁で半分に割いて、牛乳と生クリームの中に入れます。
バニラビーンズを半分に割くとき、中に種が入っているので取ります。
鞘は香りが良いので液の中に入れます。前日から浸けておくと、なお良いです。
【解説】
バニラビーンズはプリン・アイスクリーム・クッキーなど、主にお菓子作りの際に、甘いバニラの香りをつける食材です。見た目も名前も紛らわしいですが豆類ではありません。マメ科植物でないコーヒーノキの種子を”コーヒー豆と呼ぶように、その形がさや豆に似ていることからビーンズと呼ばれています。実際は「バニラ」というラン科バニラ属の実の部分であり種子ではありません。
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【解説】
砂糖は1回に全て入れるのではなく、複数回に分けて入れます。こうすることによって、焦げすぎない綺麗なカラメルをつくることができます。
砂糖を加熱するとシロップ→キャラメル→アメ→カラメルと変化していき、温度によって性質が変わります。
一般的に美味しいカラメルは、180℃と言われてます。苦いほうが好きな場合は190℃がいいです。
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4
バニラビーンズに浸した液を60℃まで温めます。
〇アパレイユ
【解説】
アパレイユには、フランス語で「混ぜ合わせたもの」という意味があります。フランス料理において、卵やバター、小麦粉など数種類の食材を混ぜ合わせた生地をアパレイユと呼びます。たとえば、お菓子のタルト作りではタルト台に生地を流し入れてオーブンで焼きますが、この流し込む生地のことをアパレイユと呼ぶのです。また、お菓子だけでなく、料理で使う生地も同様にアパレイユと呼ばれます。
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6
分量分のグラニュー糖を卵を溶いたものに入れます。
【解説】
グラニュー糖はクセのない淡白な甘さで、コーヒーや紅茶、お菓子、お料理と幅広く使われる砂糖で、上白糖より結晶が大きくサラサラしています。
上白糖に比べて焦げにくい特性を持つため、焼き菓子づくりに多く使われます。
7
60℃に温めた牛乳の液を泡立てないように中に入れ、混ぜます。
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先程の液を泡が立たないようにカラメルに注ぎます。
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※湯煎のお湯を入れる前に火の通りを安定させるため、クッキングシートを敷きます。
11
オーブンで170℃.20分蒸し焼きにします。
12
冷蔵庫で半日休ませます。
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